子どもって結構核心をつくことを聞いてきたりする。
「頑張り続けることってどれくらい大事なんですか。」
大人になって、本業とする仕事以外にテコンドーを修めるようになり、
改めて「頑張り続けること」の難しさを感じます。
「頑張り続けること」ということを思うと、心に浮かぶのが、
尊敬する将棋界唯一の永世七冠、羽生善治九段の名言。
「何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。
報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。」
という言葉。
仕事の繁忙期、家庭のトラブル、若い時のようにはいかない体調・・・
頑張れない理由はいくらでも出てくきます。
その中で、練習すれば必ずうまくなれる、試合に勝てるなら良いですが、
必ずしもそうはうまくいかないもの。
その中で同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続し続けられるというのは
本当にすごいことだと思います。
だからこそ、成功するのに必要な最も大切な才能だとも思っています。
様々な状況を抱えながら、仕事帰りに毎週稽古にやってくる成年の道場生。
本当に尊敬に値します。
自分はその人たちを指導するうえで、ちゃんと「頑張り続けたい」。
そうやって頑張る人を勇気づけられる人になりたい。
そう思った年の瀬せまる練習日でした。

リアクション柏道場がはじまり、初めての弟子を迎え、大きな変化のあった2020年。
来年もまた、「頑張り続けたい」と思います。
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